メディカルエステとは
メディカルエステとは、 医療機関によるエステ施術 を指します。医師の指導や管理の下で、医療機器や医療用薬剤を使った施術を行うため、安全性が高く、効果が期待できる美容ケアです。
エステサロンとは異なり、 医師・看護師・医療資格者 が関わることで、医療的なフォローやアフターケアが可能です。
メリット
- 高い美容効果:医療機器や薬剤を使用することで、シミ・たるみ・ニキビなど肌悩みに対して専門的なアプローチが可能です。
- 安心感:医師や看護師などの医療スタッフが施術を担当し、安全管理やアフターフォローがしっかりしています。
- 施術メニューが多彩:ケミカルピーリング、イオン導入、レーザートーニングなど、肌の状態に合わせた幅広い選択肢があります。
注意点・デメリット
- 保険適用外:多くのメディカルエステは自由診療のため、保険適用外で費用がかかります。
- 施術には診察が必要:医師による診察やパッチテストが実施されることが多く、始めるには準備が必要です。
- ダウンタイムや副作用の可能性:ピーリングなどの施術では、赤みや皮むけなどが起きることがあります。
当クリニックならではの強み
- 医療とエステの融合:ケミカルピーリングなど、医療機関だからこそ扱える施術を提供します。
- 専門知識を持つスタッフ:医療事務兼エステティシャンが在籍し、皮膚科領域に精通したケアが可能です。
- 安心・丁寧なカウンセリング:施術前に肌の状態を診て、適切なプランをご提案します。
アフターケアのポイント
- 紫外線対策を徹底する
ピーリング後は肌が敏感になりやすいため、日焼け止めなどで保護が必要です。 - 保湿をしっかり行う
施術後は保湿を十分にして、肌のバリアをサポートします。 - 定期的な施術
効果を維持・持続させるには、継続した通院が効果的です。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは、皮膚に化学物質を塗布し、その作用により皮膚表面を一定の深さで剥脱させること。ピール(peel)とは剥くという英語です。ケミカルピーリングは、肌表面の古い角質を化学的に取り除いて、肌のターンオーバーを正常に戻す治療法です。ニキビ治療のスタンダードであり、くすみや小じわなど、肌全般の悩みを解消し、肌質を改善します。
使用される薬剤は、様々な種類がありますが、代表的なものはAHA(アルファヒドロキシ酸:フルーツ酸)です。具体的には当クリニックではグリコール酸が主に使われます。
実際にどのような症状に効果があるのか?
- にきび、にきび痕
- 肌のクスミ
- 薄い色素沈着、シミ、肝斑
- 肉割れ、妊娠線など

ミルクピール
ミルクピールはDERMACEUTIC社製(フランス)のケミカルピーリングセットです。
ミルクピールの特徴はグリコール酸、乳酸、サリチル酸の異なる作用をもつ3つの酸を配合して使用することで、治療効果を高め、ダウンタイムを減少させ、効果的に治療を行うことができる最新のケミカルピーリングです。肌の定期的なお手入れや肌の質感の乱れ、色素沈着の対策、くすみの解消に効果的です。
2週間ごとに4~5回施術を行ないますと、さらに効果を実感できます。

【料金】ミルクピール 1回 顔 9,000円 (オプション ビタミンC高周波導入 +3,000円)
1)グリコール酸:グリコール酸はサトウキビやブドウなどから抽出されたフルーツ酸です。フルーツ酸の中 では一番(分子が)小さいので皮膚の奥深くに浸透し、組織の働きを活性化させます。グリコール酸の主な働きは角質の除去(剥離)となり、不要な組織を取り除くことで肌質が改善します。これにより、細かいしわが減少し、肌の色つやが輝きを増し、きめが細かくなります。
2)乳酸:乳酸は色素に高い効果を発揮し、色素沈着、肌のくすみを改善します。また、保湿効果、美白効果(チロシナーゼ抑制)、肌の凸凹の減少効果(α-ヒドロキシ酸としての作用)をもちます。
3)サリチル酸:十分な濃度であれば、サリチル酸分子は角質を剥離させることができます。サリチル酸は角質溶解の特性に加えて、静菌性、殺菌性、光防護性や 痒み止めといった特性を持っています。また、サリチル酸は不要な皮膚組織を取り除くのに非常に効果的で、乳酸を皮膚の深部まで浸透させるのを助けます。
各種メニュー一覧
フェイシャル単品メニュー
- ケミカルピーリング 7,000円
- ビタミンC高周波導入 5,000円
- ビタミンC+プラセンタ高周波導入 6,000円
- ビタミンC+プラセンタ+トラネキサム酸高周波導入 8,000円
ケミカルピーリングセット
- ケミカルピーリング+ビタミンC高周波導入 1回 12,000円
- ケミカルピーリング+ビタミンC・プラセンタ高周波導入 1回 13,000円